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【小鹿野町】小鹿野歌舞伎

小鹿野町の小鹿野歌舞伎

小鹿野歌舞伎は、約二百数十年前に初代坂東彦五郎が小鹿野の若者に歌舞伎を教えことに始まります。役者・義太夫・裏方まで、全て地元の人々が行っており、常設の掛け舞台での上演だけではなく、山車を数台並べて舞台にする屋台舞台などでも上演されます。

歴史

小鹿野歌舞伎の歴史は古く、始まりは今から遡ること二百数十年前の江戸中期と言われています。それから明治・大正期には一座芝居を組織して一世を風靡しました。当時は、秩父にとどまらず群馬まで興行することもあったそうです。小鹿野歌舞伎の人気の高さを感じるエピソードです。

小鹿野町の小鹿野歌舞伎

民衆が主人公の歌舞伎

小鹿野歌舞伎の特徴は、民衆による民衆の為の歌舞伎であることです。役者だけではなく、カツラを担当する裏方まで地元の人が行っています。当館の女将も役者として小鹿野歌舞伎の舞台に立った経験があり、その時には達成感から涙が止まりませんでした。
小鹿野歌舞伎は舞台にも特徴があります。常設舞台の他に、組み立て式の舞台である掛け舞台や屋台(山車)を数台並べて舞台にする屋台舞台などもあります。